化粧品の使用期限は開封後どれくらい?PAOマーク(6M・12M)の見方と捨てどき
ほとんどのコスメには「いつまで」というはっきりした日付がなく、見落としがちな小さな「開いたジャー」のマークがあるだけ。その読み方と、よく使うアイテムが実際どのくらい持つのか、そして期限をもう覚えておかなくていい方法を紹介します。
使用期限の表示は2種類
EUをはじめ多くの国では、化粧品の使用期限は次のどちらかで表示されます。
- PAOマーク(period after opening=開封後の使用期間):数字とMが書かれた開いたジャーのマーク。6M、12M、24Mなどで、初めて開封してから何か月使えるかを示します。
- 使用期限の日付:砂時計のマークと一緒に記載されることが多く、未開封でも30か月もたない製品に使われます。開封の有無にかかわらず有効です。
日本では、未開封で3年以上品質が保たれる化粧品には使用期限の表示義務がないため、日付が書かれていないコスメも多くあります。
PAOの弱点は明らかです。「開封後12か月」は、いつ開けたかを覚えていなければ役に立ちません。
開封後の使用期限の目安
まずはパッケージのPAOを確認しましょう。表示がない、または消えてしまった場合は、次の目安を参考にしてください。
| アイテム | 開封後 |
|---|---|
| マスカラ、リキッドアイライナー | 3〜6か月 |
| リキッド・クリームファンデーション、コンシーラー | 6〜12か月 |
| クリームチーク、クリームアイシャドウ | 6〜12か月 |
| リップグロス、リキッドルージュ | 12〜18か月 |
| 口紅、アイペンシル・リップペンシル | 12〜24か月 |
| パウダーアイシャドウ、チーク、ブロンザー、フェイスパウダー | 18〜24か月 |
| 保湿クリーム、洗顔料 | 6〜12か月 |
| ビタミンCなど有効成分入りの美容液 | 3〜6か月 |
| 日焼け止め | 記載の期限まで、開封後はおよそ12か月以内 |
いちばん傷みやすいのは液状のものと目元に使うアイテムです。水分を含み、使うたびに雑菌が入るからです。パウダー類はほとんど水分を含まないため、最も長持ちします。
劣化のサイン
- においが変わった(酸っぱい、油っぽい、なんとなく変)。
- 分離した、ダマになった、乾いた、ぬるぬるする。
- 色が濃くなった、変わった。
- マスカラが乾いてダマになる、目がしみる・かゆくなる。
- 急に肌が荒れるようになった。
どれかに気づいたら、PAOの期間内でも処分しましょう。
コスメを長持ちさせるコツ
- 熱、直射日光、湿気を避けて保管する。洗面所の棚より引き出しのほうが安心です。
- ふたはしっかり閉め、マスカラのブラシを出し入れして「ポンプ」しない。空気が入ってしまいます。
- 乾いたコスメに水を足さない。
- 目元・口元のアイテムは貸し借りしない。結膜炎になったらアイメイクは買い替える。
- ブラシやスポンジはこまめに洗い、ペンシルは使う前に削る。
期限はスマホに覚えてもらおう
いちばんの習慣は、開封したその日に開封日をメモすること。Beauty B#tchではアイテムを追加して、パッケージの日付か、開封日とPAOを入力するだけで、アプリが使用期限を計算し、期限が来る前にお知らせします。ホーム画面では、期限切れのものと、もうすぐ切れるものがひと目でわかります。アプリは英語とロシア語です。
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よくある質問
化粧品の「12M」とはどういう意味ですか?
PAO(開封後の使用期間)マークで、初めて開封してから12か月使えるという意味です。6Mは6か月、24Mは2年です。
使用期限切れのコスメは使っても大丈夫?
おすすめしません。防腐剤の効果は時間とともに弱まり、雑菌が増えやすくなるため、肌や目のトラブルの原因になります。特にマスカラや液状のアイテムは注意が必要です。
未開封のコスメにも使用期限はありますか?
あります。ただし劣化はゆっくりです。熱や光を避けて保管すれば、未開封でおよそ3年持つものが一般的です。期限の日付が書かれている場合はそれに従いましょう。
マスカラはどのくらいで買い替えるべき?
開封後3〜6か月が目安です。乾いた、においが変わった、目がしみるといった場合はそれより早く替えましょう。